クラスTシャツの値段は、生地の種類やプリント技法などによって変動します。Tシャツの生地の厚みは、oz(オンス)で表記されており、数値が高いと生地が厚くなります。オンス数が高ければ高いほど、値段が高くなるのが一般的です。クラスTシャツをスポーツイベントに使用するなら4オンス程度の生地が薄めのものが良いですが、無名メーカーのものを選ぶと数回洗っただけでくたびれてしまう可能性も少なくありません。
丈夫なTシャツを選びたいなら、オンス数が高めのものを選ぶのがおすすめです。また、プリントの技法によってもクラスTシャツの値段が変わります。たくさんの数のTシャツを安く作りたいなら、シルクスクリーンプリントがおすすめです。ただ、色数が多いデザインだと、コストが割高になる可能性があります。
版にインクを入れて印刷する方法のため、色ごとや柄ごとに版を作る必要があるからです。インクジェットプリントは、綿の生地にインクを吹き付ける方法。版を作らないので色数に制限はないものの、金や蛍光色といった特殊カラーは使えない場合が多いでしょう。フルカラー転写プリントは、シートを圧着させてプリントします。
インクジェットと同様、色数に限りはありませんが、特殊カラーは使えないと考えておきましょう。昇華プリントは、熱で生地を染め上げる技法のこと。シャツ全面にプリントできるというメリットはありますが、コストが高くなりがちです。店舗によって選択できるプリント技法とコストが異なるので、必ず確認するようにしましょう。