クラスTシャツは学校行事の間しか着用できないため、それほどこだわった仕様にする必要はありません。もっとも安い薄地の白Tシャツに基本色という単純な作りでも、数日程度なら十分にその役割を果たせるでしょう。しかしそこまで簡単なクラスTシャツにしてしまうと、他のクラスとの格差がはっきり出てしまいますしなにより面白みが感じられないはずです。それでは当然クラス内の士気も上がらず、文化祭や競技大会でも良い結果を残せない可能性があります。
衣装ひとつでそこまで変わるものかと疑問に思う方もいるでしょうが、お気に入りのファッションに身を包むことでテンションやモチベーションの上がり方も違って来ることからしてもそれは明らかです。それほど身に付ける衣装の良し悪しは気分や行動に影響を与えます。またTシャツは直接肌に身に付けるという性質から、その着心地の良さもポイントになります。肌触りが悪かったり、汗を吸った生地が肌にべっとり張り付くことで不快感が増し、それが原因で活動に支障が生じることも考えられます。
同じように生地の透け感によって下着がみえたり、汗染みが目立つというのも集中力に影響してしまう可能性もあるでしょう。こうした理由からも、クラスTシャツ作りであまり手を抜くのはよくないというのがわかるはずです。特に他のクラスという比較対象があったり、デザインも審査の対象に入る場合はなおさら気合いを入れて作るようにしましょう。それによって後々のクラス全体の評価も上がることもあります。